2005年2月シミランクルーズ5日目2005年2月シミランクルーズの旅5日目2005年2月14日(月) クルーズ船の上から撮った朝焼けです。 私が小さいころいた家からは、毎日海に沈む夕焼けがこんなカンジで見えましたが、夕焼けと朝焼けって海の近くだと似ているんですね(ちなみに、私の実家は思いっきり高い日本北アルプスから日が昇ったので、こんなにきれいな朝焼けは見たことありませんでした)。 さてちまたでは、バレンタインデーで夜盛り上がったんでしょうが、海の上ではそんなこと全然関係なくて、今日がダイビング最終日です。 今日もシミラン諸島でもぐりました。 1本目は、East Of Edenというアケボノハゼがいるポイント。 アケボノハゼと言えば、2年前に久米島で痛い目にあったので、他のゲストで変な人がいないか、どうしても気になってしまいます。 しかし、今回は船の上でカメラを持っているのは、私とダンナだけ。 つまり変な人になりえるライバルはダンナだけということです。 アケボノハゼと言えば南国の水深が深いところにいるハゼなので、今回も当然のことながらエントリー後まっしぐらに深場に向かって行きます。 アケボノちゃんは、水深35mから30mの間の複数箇所に全部で6匹いたみたいですが、私が見たのは一番深い35mにいたペアのみ。しかもしつこく撮影するダンナにはばまれてうまく撮れませんでした。もう、アケボノちゃんは、他にしつこい人がいるとあきらめるしかありません。 私の気持ちをよそにダンナは35m付近で散々アケボノちゃんを撮ったあげく、水深30m付近で別のアケボノ・ペアを撮って(みんなを待たせて)ご満足顔でした(オマエ、他の人から見たら迷惑なんだよー!!!)。 このポイントはその他にもミドリサンゴというテーブル珊瑚の中にアカテンコバンハゼというきれいなお星様模様を体に身につけたハゼがいるマクロ派にはたまらないポイント。 見た魚:アケボノハゼ、ゴシキエビ(2匹)、アカテンコバンハゼ、カスミアジ、イソギンチャクカクレエビなど。 2本目は、Bolder Cityというワイド系のポイントへ。 エントリー後すぐに、シミラン名物(?)のレオパードシャークが砂地で寝ているのを見つける。 左脇にコバンザメを2匹もつけて、人間が寄っても目を覚まさなくて結構可愛い。 その後群れを求めてひたすら中層を泳ぐ。 途中ものすごい真緑の冷水玉にかかったりして、結構ツラかったが泳ぐレオパードシャーク を2匹も見たり、バラクーダの群れを見たりしてワイド的には楽しめた。 今まで見たバラクーダの群れは人間が近づけば近づくほど遠くに逃げていったが、今回のバラクーダはエクジット近くになって人間めがけてこっちにやって来てくれた。 えーーーーー!!!って思って感動したけど、結局バラクーダが一番近くに寄ってくれたのは、カメラで散々群れを追い回したダンナよりも、利害関係がまるでないアシスタントのタクヤ君のそばでした。どんな生物も追えば追うほど嫌われるのね。 見た魚:ツムブリ、レオパードシャーク、ブラックフィンバラクーダ、イソマグロ、ツマリテングハギ、サザナミトサカハギ。 船はこの後、プーケットのパトン港に向けて航海しました。 予定より早くパトンに到着。 たったの7人という少ないゲストでしたが、6人もの日本人スタッフの方々や日本語ペラペラのオバちゃんを含むタイ人クルーの方々とのお別れは、やはり寂しいものがあります。 船は午後5時頃パトン港に到着し、カタ・ビーチにあるショップでオプション・ダイブ等の清算を行います。 ここで、去年の9月にサムイに行ったときにクルーズでお世話してくれたヤエちゃんに遭遇。 ヤエちゃん情報によると、私たちがシミランにいた間にサムイ近くのタオ島でジンベイが出たとのこと。。。人生ってうまく行かないですね。 その後ショップの車で送迎してもらい、インターネットで予約していたパトン・ビーチにあるAloha Villaホテルへ。 ここは日本語のHPがある数少ないプーケットのバジェット・ホテル。 バジェットと言ってもプーケットは、オン・シーズンの室料はオフ・シーズンの2倍が普通なので、こんな安いビジネス・ホテルみたいなところでもツインで1800バーツ(1バーツ=2.8円)もしましたが。 ネットでこんなこと言うのは何ですが、このホテルははっきり言ってお勧めしません。 というのも、ホテルの場所や設備はまあまあなんですが、泊まっている客層がいただけません。 ヨーロッパからのSEXツーリスト(お金で女性[男性もあり]と契約して、滞在中ずーっと一緒にいる男性)が結構いたり、夜遊び現地タイ人が夜中に廊下で騒ぎまくったりするからです。 このホテルの近辺には、ちょっと奥まったところで騒音が無い場所に沢山ゲストハウスがあったので、どうせバジェット・ホテルを探すなら、直接そういうゲストハウスに当たったほうがいいかもしれません(現に今回クルーズ船でご一緒した中の一人の方は、そうやってパトンのゲストハウスに向かっていらっしゃいました)。 そういいながらも、このホテルの部屋から見る中庭の風景は、まるでここがヨーロッパのようなきれいな景色でした。 プーケットは日本人にもなじみがある、海と山が身近にある島なんですね。 6日目(最終日)へ ジャンル別一覧
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